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知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展@東京都写真美術館

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閉館一時間前に、ジャコメッリ展に滑り込む。一時間あるのだから、充分だろうと高を括っていたのだけれどー閉館のアナウンスが流れたとたん。その立ち去りがたい気持ちに我ながら驚いてしまう。もっともっとここにいたい。見ていたい。目で触れていたい。と…

ETV特集「醜いもの 美しいこと〜日本画家・松井冬子の試み」をみる。

松井冬子という人と松井冬子という人の絵に見入ってしまった。この人の絵をもっともっとみたい。みたくなった。テレビなんかでなくて、ちゃんとこの目でみたくなった。

「わたしいまめまいしたわ」から「わたし大好き」というわたしわたしの一日

屋上で洗濯物をパンパンと干していたらば、うっすらと汗までかいていた。気持ちが良くなって、大きくひとつ伸びをした。ねこもゆらりと伸び切って、うららかすぎるそんな一日。掃除もそこそこに街に出る。眩しいぐらいの春の気配に、気持ちもぬるぬるとゆる…

ゴッホ展ー孤高の画家の原風景@東京国立近代美術館

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吹きつける雨の中、ゴッホ展に出来かけました。平日の午後の雨降りなんだけれど、美術館は盛況でありました。混雑する美術館は、苦手だな。んでもって、ゴッホ展、作品少なかったし全体的にトーンが重めで(初期の作品が多いので仕方がないが)私の気分も相…

銀座まで榎本香菜子さんの展覧会に

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銀座のギャラリー・ニケに、榎本香菜子さんの展覧会をみに出掛けました。お土産は我が家でも愛飲している西荻窪のサウス・アベニューの茉莉花茶と、実家から届いた母親のじゃが芋を持って、迷い迷いAと一緒に行きました。展覧会自体はこぢんまりしたアパー…

草間彌生:永遠の現在/木村伊兵衛@東京国立近代美術館

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とうとう行ってきました「草間彌生」。まずは楽しかったなー。ボリュームも満点。広々とした空間にほとんどお客さんもいなくって、思う存分堪能してきましたよ(係員の人にお客様近づきすぎですと注意されちゃうぐらいに)。展覧会に出掛けて「楽しかったよ…

気になる展覧会

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草間彌生ー永遠の現在 http://www.momat.go.jp/Honkan/Yayoi_Kusama/index.html 森ビルでの展覧会(クサマトリックス)は物足りない感じだったので、是非もう一度どっぷりと草間彌生に浸りたい。 木村伊兵衛展ーThe Man with the Camera http://www.momat.go…

名嘉睦稔さんのこと

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http://www.bokunen.com/ NHKのトップランナーに名嘉睦稔さんが出演するということで、ワクワクしながらチャンネルを合わせた。彼の沖縄にあるショップは一度尋ねたことがある。宮古島出身の友達に連れて行ってもらった。その時がボクネンさんとの出会いだっ…

幻のロシア絵本1920-30年代

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クロダさんのHPでみつけて、今日のぴあにも載ってた。東京都庭園美術館で7月3日(土)より、だって。是非行きたい。 http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/2004/russian.html

大野一雄フェスティバル

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横浜で22日から、大野一雄フェスティバルが開かれるらしい。是非是非みにいきたい。今、いかねばと、思っているのだけれど。

天野可淡http://d.hatena.ne.jp/makisuke/20040507#p5

サイトを教えてもらったりで、のっけておく http://pygmalion.mda.or.jp/katan/katan.html

北風とぬりえ/谷内六郎/谷内六郎文庫

マキさんの絵を見ていたら「谷内六郎」のあの絵を思い出した。七つ違いの妹(四女・あけ)*1は「百日咳」の子供だった。一日に何度も、何十回も、カラダを裏返すような咳が続いた。手も足も腹も首も尻も、コチコチに硬直して小さなカラダは、咳をするために…

私の絵日記/藤原マキ/学研M文庫/2003年/

この本は、つげ義春夫人が遺した、一家の日常をつづった絵日記です。他にもエッセイ画集写真が載っており、巻末には「妻、藤原マキのこと」と題した、つげさんのインタビューも収録されています。つげさんの漫画と合わせて読むと、感慨もなお一層深まるよう…

「KATANDOLLfantasm」「KATANDOLL」人形/天野可淡/写真/吉田良一/リブロポート/1990年/

栗山さんに教えていただいた榎本香菜子さんhttp://www.h3.dion.ne.jp/~e-kanako/の作品を見ていたら、天野可淡を遠くで思い出しました。カタンドールより、むしろ西岡兄妹かもしれないけど。私には宝物がある。 それは、私が見つけたモノじゃない宝物。ずっ…

ジョエル・ピーター・ウィトキン

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ASIN:1881616207ジョエル・ピーター・ウィトキンの写真集は可愛い。誰が何といおうと、断然可愛いと思う。一見すると、悪趣味にも、グロテスクにも見られてしまいがちだけれど。作り込まれたその写真には、いつも目を奪われてしまう。被写体(肉体の断片や奇…

ギーガーズ・エイリアン/エイリアン

本来、私はこの手の映画を好んでは観ない。 キライではない。ただ触手が伸びない。私の好む世界ではない。と、いうのが一番ぴたりとくる表現かもしれない。だがしかし、しかしである。私はこの映画が、とてつもなくよく分かるのだ。この世界の持つ完璧さ、美…

「ヘンリー・ダーガー非現実の王国で」ジョン・マクレガー

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「ヘンリー・ダーガー」彼のことを思う度、私はいつも黙り込んでしまう。彼が誰に見せるはずもない作品を60年間も作り続けていたことに。81歳でこの世を去ったとき、1万5千点にも上る作品が発見されたことに。 何かを作るというとき、私たちはいつだって「…

「クサマトリックス 草間彌生展」森美術館

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森美術館に草間彌生を見に行く。「クサマトリックス」。実は、生の草間彌生を見るのはこれがはじめて。もちろん、写真や映像では見たことがあるけど「生」の彼女(の作品)を、とにかく見てみたいものだよと、六本木へ。草間も初めてだけど、ヒルズだっては…

蜷川実花

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「情熱大陸」というテレビ番組で、蜷川実花を見る。彼女の写真は、言うまでもなく色の洪水。水色やビンクや青に赤。自然の中から、不自然な色を探していく。何処までもポップでカラフルで、この世の楽園みたいな色をキャッチする。普段は目が行かない色たち…