サイドウェイ/アレクサンダー・ペイン@TOHOシネマズ府中
府中にてシネコン初体験。「サイドウェイ」小粒だったけど、なかなかヨカッタです。映画らしい映画をみたなぁという感じ。美味しそうな料理とワインに溢れていて、役者さん達もみんな良くって、ドライブのテンポが心地よくって、随所の音楽も効いてて。濃厚で極上の時間とはまさにこのことか。しばしこの映画に酔わされてしまいましたよ。
ワインを愛するダメ男、マイルスを演じた「ポール・ジアマッティ」。昔の恋人(元妻ですが)が忘れられなくって、彼女の再婚話に取り乱して、ワイン瓶片手に崖を駆け降りる姿には笑ってしまうし、彼女との再会にぐっと涙を堪えるシーンでは私まで泣かされてしまいました。マイルスが思いを寄せるワイン好きの女性マヤ「ヴァージニア・マドセン」も、いかにも成熟した良い女といった風で、なんとも魅力的。デッキでマイルスを見つめてワインについて語るシーンは、私までみとれてしまいました。マイルスの親友、欲望剥き出しのマッチョ男を演じた「トーマス・ヘイデン・チャーチ」も、いかにも尻軽いかにも直情型のジョージのしばしの恋人を演じた「サンドラ・オー」も、実にはまってましたよ。
ジョゼと虎と魚たち/犬童一心@WOWOW
私は劇場で観ての2回目、Aさんははじめての、ジョゼ虎観賞。私は改めて、好きだわと確認*1。サービスエリアでのトイレのシーンはやはり涙なくしてはみれないのだけど。Aさんは「何でこんなに男の嫌な所ばっかり見せらんなきゃいけないんだよ〜」と、怒ったり凹んだりしていました。私は、あれやこれや、すべて含めてジョゼは分かってやったことなので、彼女の言う通り「それもまたよし!」と、思うのですけど。彼には納得がいかないようでした。私(女)にとって「男の嫌な所」なんて見飽きたものなのでむしろ愛しく可愛いのに、彼(男)にとって「男の嫌な所」は、明らかにはせず隠しておきたい部分なのでしょうか?とにかく恒夫(男)の行動が全部分かるだけに、余計に腹が立つんだよ、俺は。「一生一緒にいてやる」なんて言っちゃあいけんだろうが!と、悶絶のAさんを残して私は寝るとします。しかし、アホな彼(恒夫)だったからこそ、ジョゼのいる深い海の底までうっかり手を伸ばす事が出来たんではなかろうか。やはりアホは偉大です。んでもって、彼(Aさん)は、こうなったら口直しに「ラスト・サムライ」でもみて、男の心意気に触れ直したいのだそうです。ホントコチラもアホですね。
介護マシーンとしてのワタクシ
- Xさん(10時〜12時)
この所のあたたかくなり、腰痛やや落ち着いているとの事。サービス中も自ら動かれ、家事など少々行っている。腰が屈めないため、床に埃や汚れが目立っている。サービスは掃除中心に行う。ハタキにて埃払い、掃除機かけ、モップがけ、トイレ風呂掃除。
- Yさん(13時〜15時)
体調優れないと話し、ベットにて休んでいる。外出したいとの気持ちはあるが、ままならないと話す。肩と腰の痛み強く、手のひらに腫れもみられる。足の冷え強く、さすり温める。会話にキレなく、口がやや回らないといった様子。痛みと腫れで手が上手く使えず、調理ままならず店屋物増えているとの事。1時間ほど話聞きながら、全身さすり。掃除中心にサービス行う。
- Zさん(ショートステイのため、お休み)