介護マシーンとしてのワタクシ

makisuke2005-07-12


ネットに公開されている、ベビーの離乳食を眺める度に、ああ私の作る介護の食事となんと似ていることでしょうか。と、感慨深く思うわけです。人は生まれてきた時と同じ物を食べながら死んでいくのですねと。おっぱいは飲めないですけれど。そして、ベビーはひと匙ひと匙食べられるごはんが増えていって、新しい食材にもどんどん出会っていくのですけれど、私が看ている人たちは、ひと匙ひと匙食べられるごはんが減っていって、食べれる食材もどんどん減っていくのですねと。そうやってゆっくりですけど、死んでいくのだなぁと。そんなことを考えている私は今日が誕生日なわけなのですけれど。妹にベビーが生まれてからというもの、この日の感慨が一層色濃いモノに感じられるようになりましたよ。なんだか生まれてくるって、ちょっとスゴイものですよと、肌身で感じられるようになったのですね。