出発前は、心身ともにくたくたになっていて、もしくは毎日に燃え尽きていて，本当に自分があのフジロックの地に立てるのだろうか？三日間が乗り切れるのだろうか？と、全くの実感が湧かないままに、怠い体にむち打ってのろのろと登山用リュックに着替えや新…

Ａは何とか仕事の片が付き（毎夜毎夜残業でへろへろになりながらの帰宅）、私も月末提出の介護報告書などをバタバタと仕上げ、毎日には、燃やし尽くされながらもなんとか明日の出発へと漕ぎ着けました。もう前夜祭も始まっているのね。ぎょんのキャットシッ…

この本を読んだのは、もう十年以上前になる。その本は、当時の私の部屋に置いてあったけれど、私の本ではなかった。彼の本だった。背表紙には鼻血の乾いた茶色のシミがついていたっけ。「とてもリアルだ」と、そう言われて読んだその本は、確かに私にもとて…

中島らもさんが死んじゃった。酔っぱらって階段から落ちたみたい。もしかしたら、本望なのかも。と、まだ整理されていない頭で考えた。家族は大変だっただろうけど。らもさんの書くものは、本人同様、根っこが明るい。いろんなことをくっつけて考えない、そ…

マーロン・ブランドのゴッド・ファーザーは「家族」のために、ひたすらに強く強くあればよかったのだけれど、アル・パチーノのゴット・ファーザーは「家族」のために、強くあろうとすればするほど、足元が崩れていくように孤立していってしまう所が、なんと…

フジロックは始まってさえいないのに、毎日に、すでに燃え尽きている。まずいかもしれない。燃えかすのまま、苗場へと運ばれれていく予定。

んー！面白かった。映画らしい映画を観た気分。音楽も気持ち良く映像もすっきりキレイでストーリーもよおく出来てて。とっても良い気分になりました。主役の三人（ジョージ・クルーニー、ジョン・タトゥーロ、ティム・ブレイク・ネルソン）もとっても芸達者…

今、一番楽しみにしている漫画が、新井英樹の「キーチ!!」（後はきくち正太の「おせん」）。新井英樹という人の描くものは、苦手な部分も含んでいるけど、とにかく、気持ちを強く揺すぶってくることには変わりがない。三歳にして「ヒトリ」で生きていくこと…

窓から花火が見える。夏だねぇ。あまり良いロケーションとは言えないけれど、建物と建物間に花火が顔を覗かせているの、しっかり見える。あれは何処の花火なんだろ？赤や緑や強いフラッシュみたいな光。目にも楽しいけれど、花火は何と言っても音がいい。ド…

http://www.tv-asahi.co.jp/syokusai/ 土曜日の朝、十時頃からやっている「食彩の王国」という番組が気に入っている。9時半からの「建物探訪」からの流れで見るのが、お休みの日の朝。という感じがして大変よろしい。番組は毎回ひとつの食材をテーマに、その…

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000280-kyodo-soci横浜市の産婦人科で中絶胎児を切断して一般ゴミとして廃棄していたニュース。初めて耳にした時は、顔をしかめたくなるような、気分の悪くなるようなニュースだった。酷い話だと思った。病院…

http://d.hatena.ne.jp/makisuke/20040718#p2を、Ａも読了する*1。いそいそと感想などを聞く私。彼は風呂に入らない女と万引女は（一緒にいるのは）無理だけれど、後の女はみんな許せる（ＯＫ）なのだそうだよ。「どうしてよ？」と尋ねる私に、彼はこんなこ…

今年の夏は「シンセミア」みたいな夏だよなぁ。と、テレビから流れてくるニュースを聞くともなしに聞きながら、阿部和重の「ニッポニアニッポン」を読み終わる。ちなみに「シンセミア」は、とても面白かったのです。単純に見開き一杯もの登場人物が出てくる…

サルスベリの花が満開だ。ピンクや白や薄紫の花が見事に咲いているのだけれど。この陽気。立ち止まってしげしげと花を観賞する気にもならず。通り掛かりに横目でちらっと眺めるに留めている。それでも、サルスベリは満開だ。こんな陽気にめげることもなく、…

株式会社カネカシーフーズ*1の 「朝食めかぶ」もなかなか美味しいのだけれど、「紀州練梅小袋入り」の「ほんのりめかぶ」も美味しかったよ。ここのめかぶは味付けが品が良くて、気に入っております。 *1:http://www.kaneka-sf.co.jp/

仕事が午後から2軒だけという、人間らしい一日。Ａを送り出したら、だらだら過ごす。なかなか良い風（当社比）が吹いていたので、クーラーを切って窓を開けて風を入れる。洗濯をしたり、麦茶を作ったり、西瓜を食べたり、音楽を聴いたり。この頃の小玉西瓜は…

今日は土用の丑の日。鰻を食べる日らしいよ。実家にいた頃、丑の日には「う」の字の付くものを食べれば良いのです。と、母親が断言するものだから「う、梅干し」とか「う、うどん」「う、瓜」「う、馬肉」とかを食べさせられていました。どうなんですか？正…

一週間ぶりに「早くしろ休むな立ち止まるな」のおじいさん宅へ。気分はすでに臨戦態勢。気温はすでにMAX状態。彼の希望はやはり「病院までとにかく早く車椅子を押してってくれ」ということ、それのみ。全く妥協の余地はないらしい。訪問時から憮然とした表情…

仕事先のお婆さんに「私の娘は一度死にかけて命拾いしたから、霊感があるのだよ、一目見ただけで、その人の何処が悪いか分かっちゃうんだよ」と言われる。「ほほー、それはそれは」などと曖昧な相槌を打っていると、例の娘さんが登場「お前さん、この人は何…

痛いなぁ。この人の小説は、読んでるこっちが痛くてたまらなくなる。なんとなく連れ合いに「あのね、私に対して文句や不満があったらね、忌憚なく言ってくれて構わないんだからね」と言ってしまう。と言おうか、言わずにはおれないような落ち着きのない気持…

こんなに暑いのに/二人とも風邪で/げほげほ/クラクラ/しているのに/散歩に行こうよと/Ａが言うので/てくてく歩いて/片道30分はある/ピザの美味しい店に出掛ける/ハーフ＆ハーフのジョッキビールと/シーザーズサラダと/ピッツァマルゲリータと/ボローニャ風ミ…

ゴットファーザーを/見終わって/意気揚々と/帰宅した所で/突然の悪寒に見舞われる/風邪か風邪なのか/と/自問自答のなかも/熱が上がって頭が痛い/そのまま/ご飯を食べて/薬を飲んで/眠る眠る/目が覚めれば/今日はヘルパー講習会の日/会社主催のこのイベントは…

伝説のチェスプレーヤー、ボビー・フィッシャーが日本で見つかったというニュース。 http://www.asahi.com/national/update/0716/008.html以前みた映画「ボビー・フィッシャーを探して*1」の中でも日本にいるという、噂を伝えていたけど。本当に生きて潜伏し…

ゴッドファーザー。映画館で観るのは、実はこれが初めてということで、自然、気持ちも期待も高まる中。客席は予想に反してなかなかの混みだった（マーロン・ブランドが亡くなってから賑わっているらしい）改めて言うまでもないけれど、ただただ面白かった。…

スキンヘッドのＯ次郎と、銀座の東劇に「ゴッドファーザー」を観に行く。映画はヒトリで。が、基本なんだけれど、Ｏ次郎とは時間が合えばよく一緒に出掛ける。映画と地理に詳しくて便利だし、時間に融通が利く仕事をしているので。映画館の入り口で別れて、…

実家の畑の中にある「カナヤマ様」の写真。その昔はお蚕様を祀った祠ということ。今でも年の暮れには一年の恵みを感謝して、野菜の煮物や米やお金なんかをお備えする。5月にはこの祠を共同で祀っている何軒かが集まって、「コダマサマ」という祭り（ご馳走を…

おむすび

夏風邪を引いて熱がどんどん出て、汗びっしょりになってうんうん唸っているＡの看病（頭に冷やしタオルをのっけたり、汗を拭いたり、体を冷ましたりするためにあれこれするといったオーソドックスなモノ）をしながら、舞城王太郎の「熊の場所」を一気に読み…

今朝は比較的涼しいんじゃない？いけそうじゃない？と、一日の最大の関心事が天気になってる。まずいかもしれない。Ａが夏風邪を引いた。扇風機にあんなにもあおられながら昼寝をしたら、そりゃあ風邪ぐらい引くだろうよ。と、思うぐらい風に吹かれてたから…