2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今日はみと(mito)の日。

今日はみと(mito)の日。二年前の今日、みとさんが我が家にやってきた。少しアバウトだけど、言うならば今日がみとさんの誕生日というわけ。みとさん今日で(確実に)二歳になりました。めでたいめでたい。二年分、立派に成長したなあと思う*1。それがなに…

NHKアーカイブスをみながら「そこに安住してはいけないということ」について考察する。

日曜日の夜に楽しみにしていた「NHKアーカイブス」が土曜日の朝に引っ越ししてしまいました。すごく残念。アナウンサーの妙齢の女性もいい感じだったのになあ。日曜日の夜。少し夜更かししてヨーガでカラダをほぐしながらアーカイブスをみるのは、わたしの中…

RaidWorld Festival@Shibuya AX

feat. Explosions In The Sky MONO envy world's end girlfriend 小雨のぱらつく新宿で待ち合わせをしてから、ごはんを食べたり(ビビンバ)電車を乗り間違えたり(間違えなかったら六本木で美術館にいくはずだった/雨が降っていなかったら新宿御苑を散歩す…

知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展@東京都写真美術館

art

閉館一時間前に、ジャコメッリ展に滑り込む。一時間あるのだから、充分だろうと高を括っていたのだけれどー閉館のアナウンスが流れたとたん。その立ち去りがたい気持ちに我ながら驚いてしまう。もっともっとここにいたい。見ていたい。目で触れていたい。と…

写されるためにそこにあった

magic hour/キセル

ぼくは見てる 春の背中 何処までも逃げてゆくので 追いついて 振り返ったら その顔を見せて 空気がぬるんでゆるんでくると、風呂上がりに窓なんか開けて、ひやりとしない風を楽しみながら、キセルを聞きたくなる。春でもない夏でもない。もちろん秋でも冬で…

家庭の医学/レベッカ・ブラウン

昔かいた感想ですけれど、こちらに「レベッカ・ブラウンは、わたしの教科書で、バイブルです」→http://d.hatena.ne.jp/makisuke/20061001#p1

介護マシーンとしてのワタクシ/ターミナルケアに携わる

今日から、末期癌の方のターミナルケア*1に携わることに。わたしにとってターミナルケアは、はじめての経験。そもそも在宅におけるターミナルケアというのはかなり少ないこと、稀なことではあると思う。 夕食介助。テーブルにご家族が用意して下さった食事を…

ETV特集「醜いもの 美しいこと〜日本画家・松井冬子の試み」をみる。

松井冬子という人と松井冬子という人の絵に見入ってしまった。この人の絵をもっともっとみたい。みたくなった。テレビなんかでなくて、ちゃんとこの目でみたくなった。

映画の中の男の子の時間

かつて確実に少年としての時代を過してきた、現在女子であるわたしは、わたしという人間がとどまり続けることが出来なかった、少年のまま。彼らのままの眼差しを感じる映画を愛していますし、これからもひたすら愛し集め続けていくのでしょう。 ということで…

パラノイドパーク/ガス・ヴァン・サント

僕らの問題なんて小さくてバカみたいさ 帰り道「渋谷、渋谷、」と名乗られると、ついつい映画館に足が向くわたしであることよー。シネセゾン渋谷にて 「パラノイドパーク」をみる。ガス・ヴァン・サントのこの感じの映画はわたしのストライクゾーンど真ん中…

久し振りの田園都市線は、いつもの中央線と全然表情が違っていて、なんか気持ちが明るくなるようだった。

妊婦な友達に会いに行く。九ヶ月というそのお腹をあれこれ想像していたけれど、以外にすっきり。後ろ姿では妊婦さんとは気が付かないかも。それでもチェニックをべろんと捲って見せてもらったお腹は、さすがに九ヶ月の充実ぶり。そっと手を触れると、ぐいい…

NHKスペシャル「夫婦で挑んだ白夜の大岸壁」と沢木耕太郎の「凍」

何かに呼ばれると感じることがある。わたしは間違いなく、クライマー/山野井泰史・妙子という夫婦に何度も何度も呼ばれているような気がする。もしくは、彼らに憧れて山を目指し山で亡くなってしまった幼なじみの彼女から、呼ばれているのかもしれない。とに…

漫画を読む日々

少しだけ漫画を読むことをサボっていました。このサボりは、不本意なサボりです。漫画には漫画でしか辿り着けない世界というものが確実にある。あったのだよ。ということを思いだして。その世界というヤツに触れるのがわたしはとても好きなのだ。好きだった…

「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」と「ねじまき鳥クロニクル」とわたしのあれこれを考察する

「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」を読んでいると、何度も何度も「ねじまき鳥クロニクル」の話が出でくる。その度に「ねじまき鳥〜」を読まないことにははじまらないのではないかという気持ちになった。そして、その中で語られる夫婦の話がココロに残った…

雨の日は、気持ちがずっと部屋の中に残したままになる。

毎日新しい蕾が開く。

ポツドール/顔よ

誘われて、すごくすごおく久し振りに芝居を見る。誘われなかったら、わたしの舞台を見ない記録はイタズラに更新され続けていたと思うのだけど。どんどん舞台から足が遠ざかっていたと思うけど。今日久し振りに舞台をみることができた。誘ってくれたひと、あ…

ノーカントリー/ジョエル・コーエン イーサン・コーエン

ついにと言おうか、とうとうと言いましょうか、 「ノーカントリー」みてきました。いつもは小振りの映画館で上映する映画を好むわたしでありますが、今回は大きな映画館の大きなスクリーンでみれたことが実によかった。まずは冒頭から「テキサス」という土地…

彼女ももしかしたらおんなじなのかもしれないという一考察

三人の子供の母親である妹(四女)からメールが届く。幼稚園の春休みが始まった妹は、とにかく今殺人的な忙しさ(彼女に言わせるとスーパー忙しい)のただ中にあるらしい。末っ子は夜泣きで、長男はヨウレイ菌と新しい幼稚園に移る準備で、真ん中は幼稚園に…

タクシデルミア ある剥製師の遺言/パールフィ・ジョルジ 

イメージフォーラムにて、楽しみにしていた 「タクシデルミア ある剥製師の遺言 」をみる。この監督のデビュー作「ハックル(http://d.hatena.ne.jp/makisuke/20051118#p2)」は、わたしの2005年の忘れられない映画の一本でもある*1。 「ブリキの太鼓」や「…

介護マシーンとしてのワタクシ

仕事柄なのだろうか?それとも仕事とはそういうものなのか?小さいことだけれど嫌な気持ちになることがいくつか続く。今まで、その家のドアを閉めたら、気持ちを切り替えて次の家に向かうようにしていたけれど。それが上手にできなくなる。少し自分に責任が…

私の男/桜庭一樹

「私の男」を読む。何かの雑誌に林真理子が「不快感の方が勝ってしまった…」というようなことを書いていたように思うけど、私はオーソドックスでスタンダードな物語と読めた。オーソドックスという意味合いにおいての安心感も安定感も備わっていたように思っ…

バナナとバナナ味の間にあることに関する一考察

バナナ味のチョコレートを食べる。 「明治バナナチョコレート」。思った通りと言おうか、ああやっぱりねと言えばいいのか、想像していた通りのバナナ味だった。私に限らず、おそらくは万人の想像を上回ることも下回ることもない。期待も裏切らない。進歩も退…

まだまだわたしは腕まくり

フルサトから届いたダンボールいっぱいの季節の便りは、まだまだわたしに腕まくりを続けさせてくれております。ありがたいありがたい。ほうれん草は、ざっと刻んでナムルに。新タマネギのスライスには、若芽の翡翠炒め(向田邦子さんがよく作っていたヤツ)…

いつか、あああっと思う写真が撮れたらいいな。

さくらを写すのは、わたしにはいつも少し難しい。あああっと、思ったままの写真は未だに撮れたことがない。さくらを見上げて、うあっと気圧されてしまう気持ちとか、さくらの並木の中を言葉もないままただただ歩いてる時のあの感じとか、光に透ける花びらの…

フルサトの季節の便りに俄然忙しくなったわたし。

お米と一緒に、ダンボールいっぱいの季節の便りがフルサトから届く。むむむむ、こ、これはどんな大家族に送った荷物でありましょうか?と、一瞬ひるんだものの。これを無駄にしたらば女がすたるね。と、俄然張り切り、まさに腕まくりして仕込みにかかったわ…