フルサトの季節の便りに俄然忙しくなったわたし。

嵐のなかの桜


お米と一緒に、ダンボールいっぱいの季節の便りがフルサトから届く。むむむむ、こ、これはどんな大家族に送った荷物でありましょうか?と、一瞬ひるんだものの。これを無駄にしたらば女がすたるね。と、俄然張り切り、まさに腕まくりして仕込みにかかったわたし。フキノトウは刻んでごま油で炒めてから実家の味噌で練り上げて「蕗味噌」に。葉わさびは、熱湯をかけ回しそのまましばし置いたらば、つんとくる香りが嬉しいおひたしに。にんじんは、山のように千切りに刻んでから、ル・クルーゼでにんじんごはんに。菜花は実家産の金胡麻を使って、香り高い胡麻和えに。菠薐草はさっと湯がいて常夜鍋の下拵えにー。

にんじんごはんのいいかげんレシピ

米二合に対して、大きめのにんじん(実家産)一本ぐらいかな?を、とにかくざくざくと少し太めの千切りに。厚手の鍋に、オリーブオイルをたっぷり入れ、人参をざっと炒め、洗っていないお米をそこにざらっと入れてさらに炒め、クレイジーソルトで少し強めに味付けする。水とコンソメキューブ二個を入れ、弱火で20分程度炊く。蒸らす時にバターをひとかけらと柔らかく茹でておいたブロッコリー(実家産)もばさっとのっけ。ざっくり混ぜていただく。