2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

キリギリス体質

月末なので会社に介護記録と交通費を提出せねばならず、それを一月分溜めていたために、泣きながら書いています。ので、今日は本も読めず、日記も書けず、掃除も洗濯もごはんづくりもできません。ので、今夜の夕ごはんは、バッテラと太巻きとアナゴの押し寿…

満月です

窓から月が見えるのですけど、欠けていないように思います。

自殺自由法/戸梶圭太

自殺自由法日本国民は満十五歳以上になれば何人も自由意志によって、国が定めたところの施設に於いて適切な方法により自殺することを許される。但し、服役者、裁判継続中の者、判断能力のない者は除外される。 「自殺自由法」をまさに一気読みする。戸梶圭太…

タラフ・ドゥ・ハイドゥークス

タラフ・ドゥ・ハイドゥークスのQUATTROライブ、ゲストは忌野清志郎だ。うん、行きたい!

山ん中の獅見朋成雄/舞城王太郎

キーラとファンファーレ・チォカリーアのライブの合間の20分間の休憩で、獅見朋成雄を一気に読み切る。満足しました。「不思議の国のアリス」舞城版といった話。馬鹿馬鹿しい話運びでもあり、私は何を読んでいるのだ?という笑っちゃう場面も楽しい。音の視…

雲南の妻/村田喜代子

「雲南の妻」を半ば近くも読み進めた頃、連れあいにオススメをした。 「なかなか面白いよ。中国茶を飲む場面だとか、雲南の風景なんかがいい感じだよ。終わったら回すから、読んでごらんよ」と、言ったのを覚えている。 私も連れあいも、面白かった本に出会…

百年佳約/村田喜代子

生きた男には生きた娘を! 死んだ男には死んだ娘を! 人の世はよくよくつがいを求めるものだ。 ファンファーレ・チォカリーアの帰りに本屋に寄る。「雲南の妻」が気に入った村田喜代子の「百年佳約」を発見。帯の言葉が、興味深くて触手が動く。そそくさと購…

なにもかもをひとそろえ

妹(四女・あけ)から、お腹の赤ちゃんの三ヶ月目の映像が届く。頭があって手足があって、首も胴もお尻もあって、当たり前だけどちゃんと人間だ。いつも思うのだけど、分かっていることも知っていることも、ちゃんとこの目で見たり確かめたりすることは感じ…

キーラ/ファンファーレ・チォカリーア@すみだトリフォニーホール

今年の夏の締めくくりに、すみだトリフォニーホールに出掛ける。細かい冷たい雨ががそぼふっていて、なんだかもう夏は終わってしまったみたいな土曜日の夕方だけれども。ファンファーレ・チォカリーアを楽しみに、いそいそと出掛ける。ここのホールは普段は…

介護マシーン(花を眺めるの巻)

立葵*1と芙蓉*2と木槿*3の花は、なかなか似ている。芙蓉と木槿などは特に素人の私には、なかなか区別がつかない。きちんと葉っぱとか花の大きさを確認すれば簡単に分かるのかもしれないけれど。とりあえず良く分からないままだ。今日も車椅子を押して散歩に…

眠る前のゆるゆる漫画

眠る前にはゆるい漫画を読む。安達哲の「バカ姉弟」とか。脱力系といおうか哲学的といおうか尊い系といおうかシュールといおうかシニカルといおうか可愛いといおうか、それらを程よくミックスして「バカ」で包んだ感じがこの漫画だ(ホントか?)。とにかく…

アテネからの刺客

実はこの所具合が優れない。げほげほと咳が続いているし、すぐに息があがるし、車椅子を押しているとクラクラッと眩暈がしたりする。いわゆる夏風邪(ヒドメ)をひいているらしい。それでも、毎晩テレビが見たいし、映画にも出掛けたいし、アイスクリームや…

地蔵盆

関西で暮らす妹(次女・はも)の日記を読んでいて、地蔵盆という行事を知る。初めて耳にする言葉だ。検索をしていろいろと調べてみる*1。なかなか趣深い行事なのだねと、感心する。子供の頃フルサトで建てた、庚申様の石塔の事を思い出したりする。こういう…

舞城王太郎が好きなわけ

舞城王太郎を読んでいると、不思議と静かな印象を受ける。ちようど爆音やノイズが切れ目なく鳴り続くと不思議と静かに感じられて案外気分が凪いでしまって、物思いが捗ったりしてしまうように。彼(多分)の本は心地よい爆音もしくはノイズだ。本の中には、…

寝不足過不足

ご多分にも漏れず寝不足になっている。テレビのどのチャンネルに合わせても、オリンピックをやっていて、体操だ陸上だ水泳だといくらでもオリンピックが見られるので。何処からでもオリンピックが飛び込んでくる。これじゃあ、まるでオリンピックフジロック…

ここ東京から祈る日々

実家に電話を入れるのが、この所の日課になっている。じじばばと一緒に過ごしている甥っ子君の様子を聞くのだ。今日も母親(妹・四女)のお見舞いにいって、大好きな電車を見物して、シュウマイとおにぎりの夕ごはんを済ませて、乗り物絵本をいい子に捲って…

サングローズ/Cocco もう一度書き直したreviewから

あの時のレビューは、あまりに不完全だった。天に召される位突き抜けた声に、まるで置いてきぼりをくったような、心許なさと淋しさでいっぱいになっていた。少し恨んだ。今は、もう少しいろんなモノが聞こえてくる。だから、もう少しここに書いておこう。 「…

サングローズ/Cocco 昔のreviewから

「焼け野が原」を歌うCoccoの声は、今まで聴いたどんな歌声よりも突き抜けていた。強くて、まるで天に召されるようなすがすがしさに満ちていた。「活動休止」という彼女の決断を、私は改めて、しっかりと受け止め、胸に刻んだ。 初めてCoccoを見たのは、スペ…

南の島の恋の歌/Cocco

今日のnews23で、久し振りにこっこの元気そうな姿と、歌と、ゴミゼロ大実戦の様子を見る事が出来ました。嬉しかった。彼女から伝わる美しさ。それはとても深い底の奥の所から生まれている事が伝わってくる。彼女は美しい。彼女は正しい。それは彼女が汚ささ…

山ん中の獅見朋成雄/舞城王太郎

私はやっぱり舞城王太郎が好きなのだなと、彼の本を読んでまだ3冊なんだけれど、はっきりと思うのだな。面白いとか面白くないとかは別の所で、この人の書くものが好きというのは、またちょっと違った所で。この人の持っているものとか、テイストとか、考えて…

フルサトからの野菜と果物

実家から宅急便が届く、お中元でもらった海苔や油やそうめんなんかに混じって、取れたての野菜や果物がぎっしりだ。さっそく皮もむかないで白桃にかぶりつく。我が家の桃は、白桃なんだけれど、カリッとした歯応えがある。堅いんだけれど、甘さは文句なし、…

ねむるときはひとりづつ

昨夜のAは飲み会、同僚が退職をして宮古島へ移住するのだそうだ(実に羨ましい)。で、私はオリンピックの二つの金メダルをテレビで見て、何となく満足して先に眠ってしまいました。甥っ子君は初の一人外泊も難なくクリアーして、じじばばと良い子で過ごし…

日々ごはん(1)/高山なおみ

今日はダラダラ寝っころがって、高山なおみさんの「日々ごはん(1)」を読み切りました。普段日記なんかは読む時は、休み休み読んでいかないと、飽きてしまったり、鼻について途中で嫌になったりが多いのだけれど、この本は、とっても良くって,電車の中にも…

味覚日乗/辰巳芳子

昨夜は「日々ごはん(1)」を読みながら「きちんとごはん」をしていないと、反省した私。今日は更に辰巳芳子先生の本を手に取って、自分を戒める(もしくは自虐的な気分を高める)日となりました。 たかが、毎日のご飯と言うなかれ。大正13年生まれの、辰巳…

気が付けばイベント化

妹の具合が悪くって、入院した。その連絡が朝から私の携帯に入る(四女より)。早速残りの妹達(次女、三女)にメールを回し、妹(四女)の旦那さんに連絡を取り、私が実家に帰って何か手伝おうかと提案する。甥っ子君を受け入れるばばこと、我が母親は現在…

すごくよいこのこと。

妹(四女・あけ)のつわりが酷い。点滴生活を送るため、入院する事になった。甥っ子君はじじばば(私の父母ね)に引き取られて、しばし母親とは別れて暮らす事に。まだ二歳にもならない彼だけど、子供は子供ながらに気を使っているのだなという事を教えてく…

日々ごはん(1)/高山なおみ

暑かった、久し振りに、文句の付けようもないほどに暑かった今日。仕事は3時で終了となる。利用者さんの一人が、入院先の病院で誤嚥性の肺炎*1をおこし、退院が長引いてしまったのだ。行きつけの珈琲屋さんで珈琲(マンデリンリントン)を飲んで、行きつけの…

オクラの花

フルサトの畑で写したオクラの花です。オクラの花は質感(ビロードのよう)も含めて美しく、上品です。ちよっと見入ってしまう事もしばしばです。

定番の夏@フルサト

温泉に入って、蕎麦を食べて、山を眺める。馬刺しを食べて、甥っ子君と遊んで、花火をする。夜更かしをして、姉妹で騒いで、おばあちゃんのお見舞いに行く。取れたての野菜を食べて、Kトラでドライブして、お墓参りをする。夕立があって、昼間は太陽がぎら…