magic hour/キセル

magic hour

ぼくは見てる 春の背中
何処までも逃げてゆくので
追いついて 振り返ったら その顔を見せて

空気がぬるんでゆるんでくると、風呂上がりに窓なんか開けて、ひやりとしない風を楽しみながら、キセルを聞きたくなる。春でもない夏でもない。もちろん秋でも冬でもないこんな日は、キセルでゆるんでほどけてばらけてみるのも、いいと思う。