満月の夜

←しぼられ伸びるぎょんさん

満月の夜、下の階でぎょんさんがけたたましく鳴いていまいた。と、思ったら網戸をそろりと開けて(おそらく)、出奔しました。しまった(閉めてなかったのだが)!と、気が付いた私は満月の月明かりを頼りに「ぎょーん」「ぎょーん」と声を掛けながらあっちこっちと走り回りました。車の下は這いつくばってのぞきこみ、柵はよじ登って呼びかけて、およそ一時間(何度か嫌になって家に帰ったりしながら)後に車の下から発見されたぎょんさん、ビビリの彼女だけにあまり遠出もしておらず、弱々しい声で「なぁーーん」と声を上げたところを保護となりました。戸締まりを怠っていた私は、ぎょんさん共々、飲み会から帰宅したAさんに、こってりしぼられました*1。が、やはり獣、満月に誘われたのかもしれませぬ。血が騒いだのかもしれませぬ。

*1:家猫のぎょんさんを逃がしたりして、帰ってこなくなっても知りませんよ!本気で反省して下さい。>私に。ビビリのクセにすぐに逃げ出そうとするのじゃありません!>ぎょんさんに。