はるよこい

makisuke2006-03-06

昨日の参歩の途中で、神社にお参りをしておみくじを引いてみた。今年最初にひいたおみくじがあまりに悲しい内容だったので、ずっとリベンジの機会をうかがっていたのだよ。昨日のおみくじは大吉。良いことばかり書いてあったよ。そのおみくじの裏側に、まるで今の私に授けてくれたみたいな、コトバがあった。繰り返し繰り返し読んだ。枝にも結ばずに持って帰った。

過ぎたくり事、とり越し苦労、神の授けの身をやぶる

取り返しのつかぬ過去の事を、くり返して思いなやんだり、どうにもならぬ将来の事を案じ煩うのは唯心をいため身をそこなうだけで、なんのやくにも立たぬ愚かな事である。今日は唯今日の事を、面白く楽しく、神様を念じつつ正しい心でやって行く。禍も転じて幸となる。

コトバには言霊が宿る。そう、きっと必ず宿ってる。繰り返し繰り返し使うコトバはいつしか呪いにもなる。コトバを粗末にしてはいけないなぁ。コトバを凶器のように使ってもいけないなぁ。コトバをオモチャにしても、やっぱりいけないんだよ。書くこと話すこと伝えること。その中に言霊は宿っているのだから、吐き出したコトバからは、様々なコトドモが派生していくのだから。後悔のいらないコトバを。面白楽しくあるためのコトバを。誰かを無為に損ねない、誰かを労り、愛を伝えていくためのコトバを。誰かに幸せを約束するコトバを。幸せになるための呪いをかけよう。そしてコトバに魂を。はるよこい。はるよこい。わたしにあなたにあのひとに。さむいおもいもくらいおもいも、もういやだ。