日々ごはん


今日は残り野菜の手当てをしました。つまりは、しおれかけたりダメになりかけた野菜をどんどんケアしてやったのです。当たり前だけど、どんな活きの良い野菜だって、そのまま放り出しておいたら、ケアしてあげなかったら、ダメになってしまう。料理をする人は、作るだけじゃなくって、こういうことも大事な仕事だな。先日母親から届いた荷物の中の名残の夏野菜たち。それをどんどん刻んでオリーブオイルで炒めて蒸し煮にして、ラタトゥーユに。この時期の野菜は皮が厚いけど、中身はしっかり詰まって味も濃い。カラーピーマン(パプリカ)、トマト、玉葱、じゃが芋、茄子、お豆。そこにベーコンの塊とトマトピューレを入れてことことことこと。萎れかけていた野菜達もまだまだ力があって、とっても良い味になりました。明日の夜には食べ頃でしょうか?

今夜の夕ごはんは、豚のロースの切り身を味噌に漬込んでおいたの(五日目)を焼きました。新米と刻んだキャベツを添えて。味噌の加減(泡盛で延ばしてみた)もとってもよくって、豚肉の脂身がとろっと甘くて、なかなかの美味しさ。味噌汁がわりの「モツ煮」は、今日は醤油味にしてみました。これで仕込んでおいた「モツ」もいよいよお終い。よくよく考えてみれば、下拵えした物を小分けに冷凍したりして、おいおい食べるという手もあるのだろうけど、なんでか何時でもとことん食べ尽くしてしまう我が家でありました。満足。