レイトショーの帰りにAとスーパーで買い物をして買える。11時まで営業の鳥のマークの店に、閉店15分前に滑り込んだのだけれど。お店の中はどんどん片付けが始まっていて、食材も(お魚や野菜なんか)乏しい感じ。メニューを考える余裕もなく、とりあえず目に付くものを、ぽんぽんと買い物カゴに放り込んでいく。東京X(という名の豚肉、味がしっかりしていて美味しいのだ)やら、豆腐やら、キノコやら。帰宅してバタバタとごはんの用意。



本日のメニューは、豆乳鍋、豚肉とエリンギの炒め物、じゃが芋とチーズのオーブン焼き。後は、ビールとか泡盛とか昨日の人参ごはんの残りとか。そんでもって豆乳鍋金井美恵子さん家のレシピ(「待つこと、忘れること?」より)。レシピといっても「超」が付くほど簡単で、タイシの豆乳(にがり付き500mlで258円)に賽の目に切った豆腐を入れて温めて食べるだけ。豆腐を食べ切ったら、汲み上げ湯葉も楽しめる一品。私は作り終わったらどっかり座って食べるのに精を出すけど、Aは楽しそうに汲み上げ湯葉を育てて、私のお皿に運んでくれる。元来ものぐさのくせに、こういう細かい仕事は大好きなのだそうだ(後は、焼き肉屋さんで肉を焼いてくれたり、私はもちろん食べるだけ)。お豆腐もだけれど汲み上げ湯葉も、淡泊なのだけれど濃厚で、ねっとりと甘く、そのくせやさしい味でとても美味しい。ぽちっと醤油を足らすも良し、塩をぱらりと振りかけるも良し。