大晦日の料理

フルサトの大晦日は「お年とり」と言って、ご馳走を食べます。夜も遅くならない時間から、ご馳走(と言うほどのモノでもないけれど…)を食べ始めるのですね。炬燵の上には、馬刺しあり刺し身(マグロに蛸)あり寄せ鍋ありお酒あり。ということで、かなり賑やか。必ず食べなくてはいけないものとして、野菜の煮物(今年収穫した野菜やら豆腐やらを煮干しの出汁と醤油味で煮込んだもの、明日お餅を入れて雑煮にする前段階)があります。私たちが食べる前に、氏神様にお供えするのは、子どもの頃から(もちろんもっともっと以前から)変わらない習わしで。年越し蕎麦を食べるのは、夜がもっともっと更けてから、食べ終わって一息ついたら、2年参りに出発できるぐらいの時間。