池袋ウエストゲートパーク5反自殺クラブ/石田衣良

makisuke2005-03-22

反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 (池袋ウエストゲートパーク (5))
エストゲートパーク、読了。この所の石田衣良には、ちょっとガッカリさせられる事が多かったので、不安だったのだけど。5冊目のこのシリーズ、相変わらず面白かったですよ。四つの短編からなるこの一冊、今回は粒ぞろいでどのストーリーも面白かった。ただ、粒ぞろいだっただけに、ちょっとこぢんまりしているような気もしたけれど。相変わらずマコトはマコトだったし、サルはサルだったし、キングはキングでした。それが嬉しかった。なじみの店にぶらっと立ち寄った感じで。ちなみに、ドラマと原作では、私の場合本が先だったので、DVDでこのシリーズを見始めたときは、ちょっと抵抗あったけれど、この5冊目を読んでいると、すっかりマコトは長瀬クンで、サルは妻夫木クンで、カアチャンは森下さんなんだよね。本から彼らの声と姿が立ち上がってくるのだよね。だけど、どうしたってキングだけは、キング=窪塚クンにはならねぇんだなぁ。まあ、どちらも(ドラマのキングとこの本のキング)それぞれで嫌いじゃないんだけどね。