ジョー・ストラマーな一日

Global a Go-Go london calling
ジョー・ストラマー/レッツ・ロック・アゲイン!をみて以来、彼の今を強烈に知りたくなった。もちろん既に亡くなってしまった彼には、厳密に言うのなら「今」は、存在しないのだけど、あの映画の中には現在進行形の今がぎっしり詰まっていて、彼の今の音を強烈に知りたくなったのだ。そんな彼のアルバム「GLOBAL A GO_GO」。すっごくいい。パンクロックに対して、少しばかりセンチメンタルだった彼。その彼が作った、言わば(カッコよければ)なんでもありなアルバムだと、ワタシは思う。不思議な爽快感を感じてしまうし、厚みも深みも広がりも身軽さも手軽さも同時に感じる。とってもドラマチックでチャーミングなアルバムだと思う。クラッシュのあの彼を期待する人は、拍子抜けするかもしれない。肩透かしを食ってしまうかもしれない。それでも、このアルバムには、今は亡き彼の強烈な今を感じてしまうし。生きていくと言うことに対する、勇気のようなモノを貰えたような気がする。