M:i:IIIとハチミツとクローバー@TOHOシネマズ○中

 


ご近所○中市のシネコンの、レイトショーとナイトショーの二本立てにAさんとぶらぶらっと出掛けてみました。まずは巨大サイズのポップコーンをぽしぽし齧りながらの「M:i:III」なんですけれども、普段この手のドハデ映画を見慣れていない私には、時々見るこういうハリウッドモノはいつでも新鮮で。ヒジョーに楽しく大満足だったのであります。のっけから大音量と派手なアクションに「あああ、これが息もつかせぬ展開ってやつなんやね〜」と、ただただ圧倒され。バタ臭くて苦手だったトム・クルーズの迫真の演技に「あああ、案外ええ男じゃありませんか」と目尻を垂れ。エンドロールが流れる頃には、ちょっとぐったりしてしまうくらいの楽しみようで。敵役のフィリップ・シーモア・ホフマン(ハピネスの!)は近頃すっかり売れっ子なのね〜などと思いながら。2時間あまりを堪能させていただきました。


続いては本日公開の「ハチミツとクローバー」。読みたい読みたいと思いつつ、実は原作まだ読んでいないのだけど。うん、なかなか面白かったですよ。原作がきっといいんだろうな〜と思わされるのだけど。映画の中にもよい風が吹いていて、気持ちのいい映画になってた。何処かしらみんながカッコワルイところもヨカッタし。誰かが誰かを追いかけてるって視線が、いいんだな。「スキ」だから、ただただ見ちゃう。見ちゃって、ついつい目が追いかけてるっていう、そのホンノーみたいな部分。そして、好きな相手を見てるだけで、ついつい嬉しくなって口元がほころんでる。側にいたくなって、何かしてあげたくなって、関わりたくなってくるっていう、もう、単純でシンプルな部分。それを俯瞰している私が、可笑しくて可愛らしくて愛しくなっていく感じ。よかったな。クスクスと沢山笑えたし、最高にぶきっちょな山田には、きっちり泣かされましたよ。