ダージリン急行/ウェス・アンダーソン

ダージリン急行をみる。この監督「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」は楽しくみた。「ライフ・アクアティック」さっぱりのれなかった。この監督は、やっぱり苦手なのだろうかな?と、自分の嗜好を確かめたくって、映画館に赴いた。オシャレだなあと思う。音楽もいいなあと思う。オレンジ掛かった映画の色合いもいいなあと思った。子供のまんま大きくなったような三兄弟もいいなあと思った。つまらなくない。けっしてつまらなくないんだけど、だけど、なんだか落ち着かなかった。映画と自分の距離感がなかなか掴めなくって、入り込めなくって。映画館のシートが悪かったわけじゃないんだけど、じたばたともがいていたような感じ。やっと落ち着いたのは映画が三分の二ほど終わった辺りだったかな。やっぱり苦手なのかなあ?分からないけど、でもきっと新作がかかったら、どの辺が苦手なのかとか、確かめたいとかなんとか言いつつ見に行くような気もするけれど。