この世の中にはかわいそうな人なんていないと思う

makisuke2004-10-22


仕事が終わって、とぼとぼと帰宅する。面白い本が読みかけなんだけれど、開く元気がない。もちろんそんな時は音楽もいらない。介護マシーンを自任している私だけれど、やっぱりちょっと苦手な利用者さんもいるわけで。気持ちも荒ぶこともありますので。その上、ちょっと断れなくて明日も明後日も仕事が入ってて。自分が担当している利用者さんのハプニングは、なるたけ二つ返事で受けてあげたいと思っているのだけど、、、仕事のしすぎはいけないなぁと思う。特に私のような人は。

話を戻して「ちょっと苦手な利用者さん」に限らず、話の通じない人理解を越えた人難しい人への対処法として「かわいそうな人、さみしい人だと思えばいいのよ」と言われるのだけれど、私はそういう類いの発言をする人の中にある「思い上がり」がとても嫌いで。誰かを哀れむという行為こそが醜いと思うのだけど。「かわいそうな人」だとか「さみしい人」だとか、誰かに言われなくてはいけない人なんて、この世の中にはいないと思う。もちろん私だって言われたくない、絶対に。だからってそういった、話の通じない人理解を越えた人難しい人に正面からぶつかっていくというのも芸が無いと。ましてや相手が病気や高年齢といったハンデを持っていたら(というか、そもそも相手は客なんだし)、私の方が上手にかわしていくべきなんだけれど。なかなか上手くいかない。そんな時、自分の中の「我」を突きつけられたみたいで、嫌になる。ちっともマシーンでない、ちっともパンチドランカーになっていない。

こういう時は、寝るに限るので、寝ます。猫と。起きたら掃除をしてカレーを仕込もうと思っていますが。