餅と扁炉(ピェンロー)

昼間実家から、今年最終と思われる宅急便が届きました。いつもの陰気なおじさんではなく、明るく軽やかなおじさんが配達時間の遅れを何度も何度も謝まりながら届けてくれました。中身は実家でついた餅ぎっしり。白い角餅に、胡麻や海苔や豆の入った変わり餅。カビがこないように、溶いた辛子が添えてありました(母の愛ですな)。後は、蕪のかす漬けと豆の煮物と煮たあんこが入っていた。早速昼ごはんは、餅三昧。お汁粉を一杯と海苔餅と変わり餅を食べました。蕪の漬物は、母の母(おばあちゃん)の味になっていました。腕を上げたのではないでしょうか?我が母も。実家でとれる巨大豆の煮付けも美味しく、なかなか良い昼ごはんでした。

夜はid:masamayuさんの所で見かけて、前々から気になっていた扁炉(ピェンロー)(←妹尾河童さんのイラストも良い感じ)を作りました。名前がうろ覚えだったので「ピュンローだっけか?ビュンローだっけか?とにかくそれを今夜は作るよ」と、Aに宣言をして。実はAは胡麻油が少々苦手(もたれてしまう様子)だったので「大丈夫かしらん?」と、作るの躊躇っていたのですけど、誘惑に勝てずとうとう作ってみましたよ。結果、美味かったですよ。かなり。もたれるどころか、箸が進む進む。塩味の鍋というのが新鮮で、胡麻油も一味も食欲をしっかり刺激してくれて。今日は、粟国の塩を使ってみたけど、いろんな塩を使って食べてみるのも良いかも。〆の雑炊まで行きたかったけれど、今日は春雨まででお腹いっぱい。とろとろに溶けかけた白菜の美味いこと美味いこと。大満足の扁炉(ピェンロー)でした。教えて下さった方々に感謝。