ワンダラン!/素樹文生

ワンダラン!
このところ小説モードでないらしく、どうも物語に入り込めない。読みかけてはほったらかし、読みかけてはほったらかしの本がたまってる。集中力が欠けたまま読み進めても、感想が「ふ〜ん」とか「はあ、そうですか」になってしまうので、もうしばらくは小説はやめにしておきましょう。どうしましょうか?と思っていた矢先に、Amazonさんから以前注文しておいた、素樹文生の「ワンダラン!」が届いたので、早速読み始める。旅行記の名手(?)素樹文生がネットで綴っていた文章を集めたエッセー集。飲みトモダチの(と、お呼びしてよいのでしょうか?)のソネさんが強力にオススメしていたので是非読みたいと思っていたのだ。まずは冒頭「いわゆる前書き」のトコロで、今の私の気持ちととてもシンクロしていたので、うっかり泣きそうになってしまう。ああ、分かる。そういう気持ち、よくわかるぞえ、と。ソネさんも書いていたけど、読み始めると確かに面白くて、途中でやめられなくなってしまう。ついついトイレやベットやお風呂なんかにも持ち込んで、夢中で読み進めています。とにかく、また、しばらくは退屈せずにいられそう。