ファンファーレ・チォカリーア(ゲストPE’Z)@渋谷 O-EAST

makisuke2005-10-15

いやー、楽しかったです。踊りに踊って踊りまくって帰ってきました。巻き助=ジプシー説*1がいよいよ濃厚になってまいりました。ペズのピアノ(キーボード)には、相変わらず釘付けにされ。チォカリーアのあの素朴なんだけれど、厚い音にカラダが操られるみたいに動き出していましたとさ。ライブもなんだけれど、チォカリーアのスバラシサは、やっぱりステージを降りてからのパフォーマンスなのだな。アンコールが終わってから、客席に現れて帽子にチップを集めながらの演奏は、文句なく楽しかった。

ワタシはきっと音楽が生まれる、生まれずにはいられないような、その背景にとても興味と感心があるのだな。と、いつも感じる。音楽に限らず、文章であれ、映像であれ、画像であれ、そうなのだ。生み出さずにはおれなかった、人々の叫びにもにた気持ちのようなものを、表現されたモノの奥底に感じられた時。この安っぽいワタシの魂が、震えたような気持ちになるのだな。こんなことは、もちろんライブが終わって電車に揺られて家に戻ってベットの中でつらつらと考えた、言わば理屈のようなモノなのだけれど。今日楽しませてくれたチォカリーアの芸能魂に、ワタシは深く深く感じいったのだということを言っておきたかったのだな。

*1:芸能全般を愛し、サービス精神旺盛で、その場限りをよしとして、楽しいことを身上とし、根無し草であるくせに、安住の地を求めていて、刹那的なんだけれど、どこかメランコリックで情熱的。