エリ・エリ・レマ・サバクタニ/青山真治@テアトル新宿

まあ、今週はいろいろありまして。本当にいろいろありまして。ありましてありまして。あのワタクシが三日間食欲という名の欲がまったくなくなってしまいました。何も食べたくない。食べ物が色あせて見えるという経験ははじめてで。そんな自分の反応に驚きながらも、どうすることもできずにいましたが。どうにかこうにかコチラに戻って参りました。楽しみにしていたトルエンズのライブは飲み会参加のために不参加。Aさんヒトリで参加して、吉祥寺の夜の街で待ち合わせして帰宅しました。金曜日の夜の街で待ち合わせして帰ったりしますと、なんだか1週間ぶりに会った恋人達のようで。ついつい寄り添ってしまいたくなります。来週はあふりらんぽMOSTのライブが待っています。とてもとても楽しみであります。

木曜日は仕事が午後空きになったので、新宿で「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」見てきました。映画云々というよりも、ただただノイズミュージックに打たれたくなって。という不純な動悸によって。もっともっと音を作り込むトコロをみたかった。「音に打たれる」という体験では塚本晋也の「ヴィタール」の世界のほうが強烈で、映画としてもやや使い古された感は否めなかったし前半はちょっと退屈でもあったのだけれど、それでも、映画館という空間は、確実に私を癒してくれ。やはりよかった。音と映像に包まれてゆっくりとこちら側に帰ってこれたような気がします。