このごろのごはんと映画と芝居

4/11(火曜日)
アスパラガスのオイル焼き/豚ヒレ肉の梅しそ巻揚げ/空豆ごはん
  

4/12(水曜日)
今日は我が母親のお誕生日。体調を崩している母が気掛かりだ。普段元気な人だけに、少し具合がいいとどんどん動いてしまう所が心配。まあ、性分なんだろうけれども、こんな時ぐらいゆっくりして欲しいし。いつまでも元気で長生きして欲しいと、何だかしみじみ思ってしまった。


仕事は昼で上がって、渋谷で「ククーシュカ/ラップランドの妖精」を見てから、Aさんと待ち合わせして「クレヨンしんちゃん/伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ」の試写会に。「ククーシュカ」はとにかく映像が美しかった。私の愛する色合い。深緑と濃紺と白。主役の女の子がとにかく可愛い。生と性に素直で貪欲。料理のシーンも興味深かったな。コトバの通じ合わない、噛み合わない三人の会話が面白い。幻想的なんだけれど、たくましい女の子の生々しさがとてもよかった映画。「しんちゃん」は、いまひとつ。しんちゃんの活躍が少なかったのが、実に残念。ストーリーもぶれぶれだったし。「大人帝国の逆襲」で泣かされて以来、Aさんはすっかりしんちゃん映画のファンなんだけれど、今回はやや残念だったみたい。

4/13(木曜日)
じゃが芋とチキンのローズマリー風味(伝言レシピより)/パスタサラダ
 
じゃが芋とチキンのローズマリー風味は簡単で、とにかく美味でした。鶏肉にじゃが芋の風味がうつっている所がたまりません。

4/14(金曜日)
Aさんと、私の敬愛する「鈴木いづみ」を戸川さんが演じるという「ラストデイト」を見に新宿に。久し振りの芝居。阿部薫鈴木いづみは私にとって特別で。戸川純さんはAさんにとって特別で。彼と彼女。とても近しい二人なのに、コトバを介するとどこまでもすれ違っていく様が、悲しい。こんなにも鮮烈に「ある」という体験をしてしまった彼女の孤独を思うと、やりきれない。戸川さんのいづみはステキでした。

4/15(土曜日)
じゃが芋とチキンのローズマリー風味の残りオイルでリゾット/じゃが芋と豚肉のミルクグラタン(伝言レシピより)/
 

4/16(日曜日)
トンバーグ(ケンタロウのレシピより)/豆苗の炒め物/鶏肝の煮付け/豆ごはん

姪っ子チャンの通院のため、妹一家がやってきました。久々に会う子供たちに煽られながらごはんを作った。母親って大変なのねーとしみじみ。ケンタロウのトンバーグはソースが大変美味でぺろりと食べた。豆ごはんも炊いたんだけど、グリンピースが「種だよ」と言って、甥っ子君はみーんな出していておかしかった。それでも二人とも実にすくすくと良い子に育っています。

4/17(月曜日)
AさんとOちんと待ち合わせして、シネマライズで「ラストデイズ」をみる。新緑の映像が美しい。こんな美しい季節に旅立っていった彼を思った。こんなに騒がしくエネルギッシュな季節に、燃え尽きていった彼を思った。ぐるぐると堂々めぐりを続けるブレイクが、いたましく。やるせない。名前を持つものとしてでなく、ただの若者として、出口なく悲しんでいる様が、いたましく、やるせない。

4/18(火曜日)
空豆/ニラタマ/鰯のフライ/

漫画「おせん」の11巻を読んでいたら無性に空豆が食べたくなって、さっそく。おせんさんのいうとおりの絶妙な茹で方で、空豆を茹で上げる。我が家の屋上の空豆も花盛り。早く自家製の空豆が食べたいものです。今夜はぴっかぴっかの鰯を購入してきたので、手開きにしてフライにしました。春キャベツを添えて。