エターナル・サンシャイン@DVD

エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション [DVD]
たくさんたくさん泣いてしまった。私が映画に惹かれるアイテムというのが幾つかある(男の子しかり/食卓しかり/ダメな人しかり)のだけど、「誰かの記憶」というのも、そのヒトツ。記憶というモノの儚さと頑固さは、いつも私を悲しくさせる。記憶というものは、もう戻れないというそれだけで、切なく甘い。幸せな記憶も悲しい記憶も、等しく切ない。映画を見るということは、誰かの記憶を覗き込むようなモノかもしれない。だから映画を見るということは、それだけで、とても切なく悲しいことなのかもしれない。