お醤油と酒粕と

makisuke2005-01-07

西荻窪の誇り「三ツ矢酒店」で、愛用の「はっかり醤油」と「神亀」の酒粕を買って帰る。運ぶには重たいけど、やっぱり一升瓶に入った醤油が好きだ。抱えて帰る道のりもなんだか嬉しくなってくる。はっかりはこんな上質な醤油なのに、ちっとも高くないの。一升瓶で950円で買えるなんて、ホント凄いよ。近頃のブランド醤油は小さな瓶で千円なんてざらなのに、ホントにホントに良心的だな(味も値段も)。

日本酒は憧れるけど大して飲めません。出てきても少し舐める程度。ので、良い酒蔵の酒粕だけでもとこの時期は必ず購入しますよ。甘酒にしたり粕汁にしたり。せっかく「三ツ矢酒店」に立ち寄っても、醤油や味醂酒粕ばかり買っている私。ちょっとさみしい。豊富な品ぞろえと美しいラベルにうっとりとしながらも、買うのは調味料ばかりなりです。

醤油を抱えて立ち寄った、行きつけの珈琲屋さんで、顔馴染みで元料理人のカッコイイおじいさんに久々に会えました。おじいさんが言うことには「吸い物なんかはな、薄口醤油(マルサワ薄口醤油がよい)を使ってやって、ちょっと物足りないかな?ぐらいの味に仕上げといてな。腕によそって出す直前に、ちょんと「はっかり」かなんかの(濃い口)醤油を垂らしてやると、香りがたってな、うめえンだよ」だって。その口振りに痺れつつ、早速吸い物が作ってみたくなりました。