ぶらんこ乗り/いしいしんじ

ぶらんこ乗り
クリスマスに送った「ぶらんこ乗り」の感想がひとさん(妹・三女)から届きました(これからも、私の元にメールで届いた感想は本人の了解を取って「あの子の感想」シリーズでアップしていきたいと考えております)。私は弟君をひとさんに、お姉ちゃんを自分に重ねて読んでいたトコロがありました。

読み終えたよ。
不思議な気持ち。
私の中でもぶらんこが揺れているよ。

ところどころに
よく知っている感じがあって、
弟の見た景色の中に自分が重なる時もあったり…。

そうそう
驚いたのは、弟のヒラガナだけで書かれたお話が、
すごく滑らかに私の中に入ってきたこと。

漢字を使い始めた人間は、
ヒラガナだけの文は読みづらいと言うけど、
どうやら私には当てはまらないみたい。

まずは、勢いよく、どんどん読んでしまったから、
今度はもう一度大事に読んでみる。
またその時に話そう。

追伸

火をみるとき、
ゆきのあきちにたっているとき、
ゆきどけみずのかわをみおろすとき、
「わたしはなにかにつながっている。」