久し振りに2本続けて

キャットウーマン 特別版 [DVD] ヴィレッジ [DVD]
昨日はツタヤディスカスから届いた福袋DVD2枚続けて観賞しました。しばらく(2週間ほど)映画館に足を踏み入れていませんでしたので*1、内容はともかくむさぼるように観賞してしまいました。

「ヴィレッジ」を観賞し終わって「監督はどうしてこの映画が撮りたかったんだろう?」という疑問が残った。簡単に言ってしまうと、この映画を撮る必要性が感じられないというか、何も伝わってこなかった。何が言いたかったのだろうかな?キレイはキタナイ、キタナイはキレイ。ということか?無垢な野生は残酷でもあるということか?人は誰もが悪人にも善人にもなれるということか?映画全体のトーンも特筆するほどのウツクシサはなく。引っ掛かりドコロが見付からないままに終わってしまった。

「キャット・ウーマン」は、ハル・ベリーのなりきり猫女ぶりが楽しい映画だった。あからさまなCGシーンには、興ざめだったけれど、最後まで楽しく見る。ハル・ベリーは楽しそうに羽目を外していた感じ。なかなかチャーミングだったし、Aさん曰く「はじめてハル・ベリーを可愛いと思ったよ。まあ、研ナオコだったけれど(賛同!>巻)」だ、そうです。不思議な力を持つ猫「ミッドナイト」は、神秘的というよりも、ちょっと鈍くさくて可愛かった。いかにも猫だったし*2。猫がたくさん出てくる映画はついつい星ヒトツ(星評価は嫌いなんだけど)余計にあげたくなるってものです。

*1:ちなみに今見たいのは神保町の岩波ホールでやっている「亀も空を飛ぶ」と、「青い春」がスバラシクよかった豊田利晃監督の「空中庭園」と、「バッドアス!」

*2:我が家のねこもワタシが床に寝ころぶとすぐに胸の辺りに乗り上げて座ります。ミッドナイトと一緒です