ソウ/ジェームズ・ワン＠WOWOW

いやー、疲れました。時々目を背けてしまったけれど、ほぼ息を殺して見入ってました。切れ味の悪い刃物で、ぎこぎこと体を切り刻まれいるような感覚。画面から匂ってきそうな、血や汚物や下水も効果的に不快感を盛り上げていましたし、なんと言っても痛い痛い痛い。こんな設定に自分だったら絶対に絶対に絶対に立たされたくないと、そればっかり思ってました。あー、怖かったです。ホントにホントに。「オールド・ボーイ」を思い出させる映画なのだけれど、あちらが「ナゼ？」の部分で出来ているのに対して、こちらは「ナゼ？」も「どうして？」も介在させない作り。どちらも嫌いじゃないけど「ナゼ？」の部分がやり切れなかった「オールド・ボーイ」の方が、ワタシのココロにはいつまでも残ることでしょうか。は、ともかく、眠る前に見たのだけれど、心拍数が上がりっぱなしなのでありますよ。どうしましょ？