母さん印の鯖の巻鮨

 

たくさんの人のココロを鷲掴みにしたらしい、我が母ご自慢の鯖の巻鮨の作り方をば、ここに記しておきます。4人のB型の娘を産み落とし、今も畑にバイトに精を出す元祖B型のラテン系母さんのレシピは、あまりにアバウトですが。参考になるようなことがあれば、幸いです。ちなみに我が母親、身の回りにいる若者の世話をいとも当たり前に焼き続ける人です。その行為について「自分の娘達にゃあなかなか会えないけーども、きっと何処かで誰かの世話になってるで。だーでお母さんもね、目の前にいるいろんな人の世話を自分の子ども世話を焼くように焼くだけよ、それが何処かで自分の娘達につながってるでね。がっははは」だそうで、近頃どんどんいろんな意味で大きくなる彼女は、自分の母でありながら4人の娘の母でもあり、もっと大きくたくさんの人のいろんな母かもしれないとそんなことを思い。遠くて近いような気分です。そしてワタシは、介護という仕事の中で接するたくさんの人の中にやはり母なり父なり祖父母なりを感じつつ、仕事をしています。嗚呼人生至る所に母あり!書いていて目頭が熱くなるのは、山葵のせいだけではないはず。なんてな。

1.ヤマコ(近所にある新鮮な魚を卸してくれるスーパーのような、店。もちろんそこのオバチャンとも顔馴染み)に行き、新鮮な鯖を求めてくる。

2.3枚に下ろし、舐めてみて美味しい!と思うくらいの甘酢(酢・砂糖・塩)をたっぷり入れて一晩か二晩しっかり〆る。

3.美味しいと思う酢飯を作り、海苔の上に置き、鯖の身を皮を下にしてのせ、ちょっと多いかな?というくらいの山葵を腹のトコロにのっけて、一気にグイッと巻く。